9月6日に発売された渡邉義浩・仙石知子共著『三国志「その後」の真実 知られざる孔明没後の後伝』を読み終わりました。
その後の三国志13PK


内容は、以前に発行されていた研究論文『三国政権の構造と「名士」』(渡邉義浩著)を平易にした『「三国志」の政治と思想 史実の英雄たち (講談社選書メチエ)』(渡邉義浩著)をより平易にした感じ
2016年現在、三国時代の名士を知るには一番手に取りやすくて分かりやすい本、だと思います。
価格的にも、前著が定価1万円、後著が定価1800円程度なので、1000円に満たない価格の本著はオススメ!
タイトルは「その後」となっていますが、後漢が滅ぶところからはじまり、三国時代になり、統一した晋も長くは続かず、永嘉の乱で再び漢が起こり、混乱が続く流れが名士を中心に語られています。
本著の特徴となる「その後」の内容は、三国後期→西晋→東晋・五胡十六国あたりまで(蜀漢びいきが生まれた背景は"元"まで)となっています。

三国志13PKには阮籍など文化人が登場するとのこと。
  • 竹林の七賢という名士集団は、どの名士集団と戦っていたのか?
  • 建安文学(三曹七子)は君主権力とどう結びついていたのか?
  • 関羽と杜預の左伝癖の違い(仁侠と君無道)
を知ることができる本書『三国志「その後」の真実 知られざる孔明没後の後伝』を読んでおくと数倍楽しく『三国志13PK』を楽しめるはずです!(250ページ程度なのでそんなに時間もかからず読めます)